抗うつ剤を服用して精神的な安定を維持させよう

  1. ホーム
  2. 信じて治療を続ける

信じて治療を続ける

男の人

医師の指示に従う

うつ病を発症した時には、精神内科や精神科を受診して治療を続けていくことになりますが、これらの診療科に対して、抵抗を感じる患者さんも少なくないのではないでしょうか。心の病気などというと、自分は弱い人間だといわれているような気持ちになってしまうのも無理のないことなのかもしれません。うつ病になってうつ状態が続き、正常な判断が難しくなっているときには特にその傾向は強く、まずは病院に行くというのが大きな第一歩となる場合もあるでしょう。うつ病の治療は、抗うつ剤による薬物療法を中心に行われていくことが一般的ですが、この抗うつ剤の服用に関しても抵抗を感じてしまう人も多いものです。確かに、健康な状態であっても自分が精神科で処方した薬を服用することを考えると、漠然とした不安を感じるものです。そこを、うつ病の症状が出ている人に対して服薬をしていくわけですから、周りの人間の適切なサポートがとても重要になってくるのです。また、抗うつ剤の効き目は、服薬を始めたらすぐに現れるというものではなく、適切に処方されたものであっても1週間程度かかるのが一般的です。その間に、この薬は自分には合わないのではないかとか、医師の診断は本当に正しかったのかなどと疑心暗鬼に陥ってしまい、服薬を勝手にやめてしまうケースもあります。うつ病の治療において、抗うつ剤でコントロールをしていくというのがとても大切なことであるため、このような判断で悪化させてしまう、または長期化させてしまうことになります。医師の指示を信じて、症状の変化などは細かく伝えつつ、抗うつ剤の服用の指示にはきちんと従って進めていくことが重要です。回復期に至っても同様で、良くなってきたからもう飲まなくてよいだろうなどという判断はご法度で、仕事復帰してからも指示がある以上は飲み続ける必要があります。自己判断による薬の服用の中断によって再発のリスクが高まるともいわれているため、そのことも理解したうえで根気強く付き合って行きましょう。家族など周りの人間も、これらのことを理解したうえで、服薬の様子をチェックしてあげると、適切な治療の助けになるでしょう。